pass^k は、あるタスクの k 回すべての 試行が成功する確率を測る評価指標である。より多くの試行にわたって一貫性を求めることはより高いハードルになるため、k が大きくなるにつれてスコアは下がる。k = 1 のときは試行ごとの成功率に等しい。試行ごとの成功率が 75% のエージェントの場合、3 回の試行すべてに合格する確率は (0.75)³ ≈ 42% である。

用法

AI エージェントの評価をわかりやすく解説する は、実行ごとに振る舞いが変わるエージェントの非決定性を捉える方法として、pass@k と並べて pass^k を示している。同記事は、ユーザーが毎回信頼できる振る舞いを期待する顧客対応のエージェントでは pass^k がとりわけ重要だと論じ、一貫性が欠かせないエージェントにはこれを推奨する一方、1 回の成功で十分なツールには pass@k が適しているとしている。2 つの指標は k = 1 では一致し、試行が増えるにつれて乖離する。k = 10 では、pass@k が 100% に近づく一方で pass^k は 0% に向かって下がる。

この指標の定義について、同記事は、小売サポートや航空券予約といったドメインでのマルチターンの会話をシミュレートするベンチマークである τ-bench について引用しているのと同じ論文にリンクしている。

関連用語

pass@k, τ-bench